悠生治療院

身体のバランスの崩れをケアします。アンチエイジングケアを基本に重量に抗える肉体を維持できるようにケアさせていただいております。訪問マッサージもしております。

心と身体の健康について

心が健康でいるためには、身体の健康が大切であること。なぜなら齢を重ねれば重ねるほどに、心は身体に大きく影響されるようになるからである。
また身体を健康を保つためには、毎日やってくる老化、それは具体的には筋肉が弾力性を失い、筋力低下を起こすことなのだけれど、筋力低下を食い止めることが何より大切であること。
そのために毎日の暮らしの中で身体の使い方を意識することが大切であること。
骨格的な変化をできる限り引き起こさないよう意識することがとても大切である。

田中(安井) 美香

立命館大学卒

京都仏眼鍼灸理療専門学校(旧仏眼厚生学校)卒。

ブログ

10年間マッサージさせていただいた患者さん

この8月に、在宅から施設まで(施設入所後は保険が使えなくなり自費治療として)合わせて10年間、お付き合いさせて下さった患者さんが亡くなられました。 最初の訪問依頼は、徘徊ができなくなってしまったお母さんをもう一度歩かせて欲しいというものでした。 徘徊があった方の場合、その介護の大変さから、歩けなくなってホッとしたから、もう歩かないでほしいけど、寝たきりにはさせたくないという依頼を受けることが多い中(そんな上手くはなかなか行かないのですが)、こんな患者さん主体の家族さんもいらっしゃるんだと、どんな方かワクワクしながら面談に望んだように思います。 訪問してみると、わたしより10歳も若い娘さんが、若年性アルツハイマーのお母さんを介護されていました。 患者さんは、ロッキングチェアに座りニコニコされていたように思います。 しかしよく見ると、ロッキングチェアは改造してあり揺らすことが出来なくなっていて、代わりにコマがついて転がして移動出来るようになっていました。 いつも、おしゃれで清潔な洋服に、髪の毛は綺麗に整えられていて、日常的な全てにおいて、自分のことが自分ですることが出来ない、自分の口でうまく自分を表現することが出来ないということ以外は、常に周りの人間を気遣い、自分を気遣われないことには傷つき、そして、いつも娘を心配し、娘が母親に対するリスペクトが足りないと傷つき不機嫌になる、感受性が豊かで、心優しい人。 これが、最初から最後まで変わらないこの患者さんの印象です。 アルツハイマー病は、認知症状と合わせて、身体的には、パーキンソン病と同じような症状を表します。 バランス障害を伴うため、歩けば歩くほどに、重心位置がずれてきて、転倒しないように力を入れれば、入れるほどに、筋肉は固くなりスムーズな動きが出来なくなっていきます。 そしてある日全く歩けなくなるということが起きてしまうように思います。 それは症状の進行ではあるのですが、運動力学的に考えれば、重心位置のズレに伴う筋肉の緊張をその都度戻していけば同じような身体状況で過ごすことが出来、動き続けることで脳の萎縮の進行を最小限に食い止めることが出来るのではないかと考えています。 この方の最大の問題は、日常生活動作に結びつくことに関しては、自発的な動作が困難ということでした。手も足も動くのに、ご飯を自分では食べられない。立って足は動くのに、歩くことは出来ませんでした。 それでも、半ば強引に、室内外を歩いたり(歩かせたりです)、椅子から床に寝たり、床から立ったり、マッサージをしたりしてきました。ひきつれた筋肉を元に戻すのに、優しくないやり方をしたこともしばしばで、「いってぇー」と言わせてしまうこともしばしばでした。 自発的に出来ないことの一番は、気持ちを口から伝えられないことでしたが、思わず出る言葉、意識せず口から出る言葉、相槌や鼻歌は言えるけど、言いたいと思うことは多分ほとんど表現出来なかったのではないかと思います。 ですから、二人きりで、声をかけられ、返答を求められるのは、多分苦痛だったように思います。 そのかわり、私がマッサージをしながら、ご家族と取り留めなく話しているのがお気に入りで、そんな時は、一緒に笑ったり、「そうだよー」と、相槌で二人の会話に割って入って下さったりしていました。 そして、今年に入り、インフルエンザから肺炎になり、食事もうまく喉を通らなくなってしまいました。 少しずつ弱っておられましたが、その姿が最初の頃の様子とほとんどお変わりがないので、アルツハイマーの進行や終末期に入っているのではなく、別の疾患がないか検査してはどうかと施設の職員さんが考えて下さいました。 施設の薦めで検査をしたのは、亡くなられる1か月くらい前でした。 病院の先生も患者さんの様子で、その話に納得してレントゲン撮影をして下さったそうですが、その結果は、アルツハイマーの末期で、今まで口から食事が入っていたことが不思議なくらい。明日命が尽きてもおかしくないと言われたそうです。 私たちは、その事実を知り、患者さんの出来ないことを「責め」励まし続けてきたことに大きなショックを受けました。 脳の指令が途絶えていく中で、みんなの期待に応えようと必死で生きている姿を見せてもらっていたのでした。 もう誰も頑張れと口にしなくなりました。ただただ心地よく過ごしていただけるように関わることを大切にしました。 そして、しばらく後、施設の職員さんとご家族さんがベット周りで談笑するのを聞きながら、本当に眠るように苦しむことなく亡くなられたそうです。 亡くなられたお顔はあまりに美しく、またマッサージをしたくなるくらいでした。 この方もまた、まさに「生きたように死んで行かれた」と思います。 この10年を振り返る時、治療師としては、申し訳ないという気持ちでいっぱいです。 今ならもっと気持ちよく、もう少し機能を回復してあげられたのではないか、もっと楽に動かしてあげられたのではないかと思います。 本当に下手で未熟で申し訳ありませんでした。 それにもかかわらず、未熟な私を受け入れ、いつも気遣って下さったことに心から感謝です。 私は、治療をさせてもらい、暖かく大きな心に包んでもらいながら癒やされ続けてきたのだと思います。本当に本当にありがとうございました。 患者さん、最後まで自費治療をさせて下さったご家族、それから私の訪問をこころよく受け入れて下さった施設の方々に心よりお礼申し上げます。

自分の身体を通して考えること

㊗本庶佑先生 ノーベル医学・生理学賞受賞おめでとうございます🎉🎉 今回の研究は、 「感染症が大きな脅威でなくなったのと同じような日が、(がんでも)遅くとも今世紀中には訪れる」素晴らしい研究のようです。なんて素晴らしい! BREAKING NEWS The 2018 #NobelPrize in Physiology or Medicine has been awarded jointly to James P. Allison and Tasuku Honjo “for their discovery of cancer therapy by inhibition of negative immune regulation.” pic.twitter.com/gk69W1ZLNI — The Nobel Prize (@NobelPrize) 2018年10月1日 私の毎日は、鍼治療を受けてすっかり元気になっていましたが、一週間の時間の経過とともに、少し体調不良が戻ってしまっているところがあります。 いつもは次の治療の便りが来る頃まで疲れ知らずで、そういえば疲れてきたかなと思うくらいなのですが、今回は少し違うように思います。 これは、鍼の効果が薄いということではなくて 私の体力がレベルダウンしていることだと思います。 この夏は、仕事で、遠方の移動が多かったため、自転車に乗ることがほとんどなく、車の移動に頼りきりでした。疲れ果て、ウオーキングレッスンもお休み…かなり筋力低下をきたしたみたいで、これが体調不良の根っこにあるように思います。 このような、耳の不調を、西洋医学的に、治療すれば、副鼻腔炎や上気道炎(いわゆる風邪)をこじらせたせいという考えのもとに炎症を治める治療がなされるかと思います。 また、鍼治療だと、気血の流れの滞りを改善するために、経絡に沿った治療を施すのかと思います。 今回の私の場合は、歯に問題があるという反応がでていると、その経絡に沿った治療をしてもらいました。 そのことを辻村先生には伝えていなかったのですが、実際に、歯磨きの時に膿(うみ)の味がしたので、虫歯かと思い緊急で受診していました(病院嫌いの私ですが、歯医者さんだけは、すぐに行きます)が、疲れからくる歯茎の炎症と言われて帰ってきていました。 辻村先生の鍼治療の後は、ウソみたいに、歯茎の炎症も、めまいも耳内圧の閉塞感も、少し耳の中が痛かったのもすっかり治っていました。 しかし、治療効果を長持ちさせていくには、筋力が衰えた身体には、さらにもう一つ、骨格バランスを整えることが大切な治療なんだろうと思います。 老化や障害による骨格の変化が身体に与える影響は、肩こりや腰痛だけではなく、内臓の働きを不十分にするとともに、耳などの器官を歪めたり引き吊れたりさせることで、その働きを阻害すると考えています。 …

我が師 辻村先生はやっぱりすごい

なかなかブログが書き進めません😢 日常にないことが二つ以上起きると、生活に不自由がないものからおざなりになってしまいます。 私ごとですが、夏の疲れからか、持病のメニエール病が少し顔をだしています。生まれつき三半規管が弱く、平衡感覚を視覚で補っているので、歪んだ空間(遊園地や公園の造形による)に行くと立っていられなかったりします。 しかしながら、この数年、治療交換会をしてもらっている辻村先生の鍼のおかげで、平衡感覚が格段に向上しています。 今までは少し疲れてた時に、目を閉じると自分がぐるぐる回っていました。 遊具に乗ったみたいにぐるぐる回るので、目を閉じる時に起きるぐるぐる回りは秘かな楽しみなくらい日常でしたが、それが少なくなってきていました。 しかし、一週間くらい前に、圧が変化して耳抜きが出来ない状態になってしまいました。 朝起きて、立ち上がったら、そんな感じになり、仕事を始め汗をかいているうちに治っていくのです。が、数日繰り返しているうちに、治るまでの時間が少しずつ長くなってきたので、ネットで検索してみたら「耳管狭窄症」というのが一番近い症状で出てきました。 副鼻腔炎や風邪の後耳管の炎症で起きることが多いとありましたが、一度なると厄介なもののように書いてありました。 耳周辺のリンパの流れが滞っているために起きているだろうというのは、汗をかくと治るので予想がついていました。 それで、腕のセルフマッサージと頸部を温めてみました。いい方向に向いているようですが、あと少しって感じです。 辻村先生の治療を思い出しました。 翳風(えいふう)というツボを使って治療されていたので、そこにパイオネックスという小さな鍼がついたテープの、マッサージ師でも使える鍼なし玉だけのゼロというのがあるのでそこに貼ってみました。 なんだかスッキリしたような気がして、ツボの偉大さを感じました。 しかし、立ち上がった瞬間、立ち上がれないくらいのめまいに襲われました。 それは、単なる悪化ではなく、リンパが流れたけど、左右のバランスが良くないせいで起きたのではないかと感じました。 しばらく時間を置いてみましたが、頭が揺れるとかなり激しいめまいが起きます。が、その程度は少しずつ収まりつつあるようでした。 パイオネックスの左右の場所を確かめて、片側を貼り直してみました。少し場所が違うように感じたからです。 めまいはそのうち収まりました。 耳管の異常も8割型治った気がしましたが、そこはいつ悪化するかもしれないと思っているところに、辻村先生から 「今月の治療はいつしよう?」と連絡が来ました。 まさに天の助けです。 今の状態を報告すると、辻村先生先生は、 「翳風は正解。あと全身の代謝を上げるように水分(水分)にもパイオネックスをしておき。早くしないと治りにくくなるからすぐに行こうか」と言って下さいましたが、休みがとれず、治療交換会は一週間後の今日になりました。 けれど、言われた通りに、水分にパイオネックスを貼ると、おしっこがじゃんじゃん出て(笑)耳もめまいもかなりスッキリしてきました。まだ爆弾を抱えている不安はあります。 根本的には、休息が必要なのではないかとわかっています。 緩急上手に生きていきたいものですが、ツボはすごいし、我が師辻村先生はやっぱりすごいとしみじみ感じています。 辻村先生は、もう70を超えていらっしゃいます。先生の治療のおかげで、更年期も疲れも知らずにいられています。先生が治療して下さらなくなったらどうしたらよいのかととても心配です。 先生も自分を治療してくれる鍼灸師が欲しいと言われていて、自分に代わる方(後継者)を探していらっしゃいます。 志しのある方は是非ご連絡お待ちしております。 私の治療は、辻村先生との出会いのおかげで全く次元の違うものに進化を遂げたように思っています。 私自身、まだまだ人体の神秘をめぐる旅の途中です。 この旅をともに歩んで下さる方との出会いを楽しみにしています。 どうぞよろしくお願い致します。

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