悠生治療院

身体のバランスの崩れをケアします。アンチエイジングケアを基本に重量に抗える肉体を維持できるようにケアさせていただいております。訪問マッサージもしております。

心と身体の健康について

心が健康でいるためには、身体の健康が大切であること。なぜなら齢を重ねれば重ねるほどに、心は身体に大きく影響されるようになるからである。
また身体を健康を保つためには、毎日やってくる老化、それは具体的には筋肉が弾力性を失い、筋力低下を起こすことなのだけれど、筋力低下を食い止めることが何より大切であること。
そのために毎日の暮らしの中で身体の使い方を意識することが大切であること。
骨格的な変化をできる限り引き起こさないよう意識することがとても大切である。

田中(安井) 美香

立命館大学卒

京都仏眼鍼灸理療専門学校(旧仏眼厚生学校)卒。

ブログ

続編:カーテンの端切れ

今朝は、朝から大張り切りで、昨日繕ったカーテンを持って仕事に出かけました。 まずはケアマネジャーさんに電話をかけました。寒くて仕事にならないので、カーテンを吊るしたいのだけど、ご家族に了承を取って欲しいとお願いするためです。 在宅ケアはチームケアですから、うまく出来ないことや特別に何かする時も、ケアマネジャーさんと話し合って決めることが大切です。 特別サービス的な事をする時は、ケアマネジャーさんに間に入ってもらうことで、ケアマネジャーさんと患者さんの信頼関係がより強くなり、その中に自分も入れてもらえる形になると、もっと仕事がしやすくなります。 ケアマネジャーさんを飛び越して、自分が前面に出てしまうと、私一人が抜けがけしたような形になり、チーム全体のバランスを崩してしまい、結果的にはいいケアができず、私の仕事もうまくいかなくなるのです。 悪気はなくても配慮のないこのような行動で失敗したことも何度かあります。 ケアマネジャーさんは、突然の話にも関わらず、私の意図を組んで下さり、すぐにご家族に連絡をして下さいました。 このケアマネジャーさんは、日頃からご家族さんとの信頼関係も厚いので、すぐに了承を得て下さいました。 私は、訪問してすぐ真っ先にカーテンを取り付け、部屋の温度がどうなるか楽しみにしながら、施術を始めました。 今日の昼間は日差しが暖かかったのですが、それでも、いつもは、「強」の風がエアコンから吹き出し続けているのが、サーモスタットが効いて、風がしばらく止まったりしていました。私自身も施術をしながら汗をかきました(暖かな部屋で施術すればすぐに汗が出て来ます) そして患者さんの口から「寒いからもういらん」という言葉が出ることはありませんでした。 カーテン効果は十分かなと一人で悦に入っているところに、弟さんが仕事の合間を縫って、家に帰って来て下さいました。 弟さんは、お礼を言うために帰って来てくださったのでした。 それで、二人でもう一度、カーテンの重みで外れてこないことを確かめ、部屋がいつもより暖かな事を感じながら家を出ました。 家にあったカーテンの端切れをお持ちしただけなのですが、やり過ぎてはいけないこともあるので、こういう時に思いついたことを実行するのは少し「勇気」が必要です。 トラブルが起きることなく、お部屋が暖かくなって本当に良かったです😌

カーテンの端切れを縫う理由

カーテンの端切れを縫いました。下手くそですが…。 お一人暮らしで、寝たきりの患者さんがいらっしゃっいます。お隣に弟さんがお住まいで介護されているのですが、昼間はお一人です。 それからおウチには、かわいいシーズの老犬が一匹います。 このワンちゃんが、患者さんの部屋からお勝手に自由に出入りできるように戸が閉めてなくて、入り口には、薄いのれんがかかっています。 それでお部屋は、エアコンをいれてもなかなか温まりません。換気が良すぎるのです。 患者さんは、お布団をかぶって寝ていらっしゃるので、寝ていらっしゃる時は、寝汗をかかれることもあり、それほど寒くはないようです。 しかし、マッサージを始めるには、まず、お布団をめくらなければなりません。 元気な方のマッサージなら、お布団の中に手を入れて揉むこともできなくもないのですが、寝たきりの方となると、手足を動かしたり、寝返りをしたりということが、基本的には必須となるので、お布団をめくらないわけにはいかないのです。 それで、身体に毛布をかけたりしながら施術するのですが、 しばらくすると、 「寒い!もういいわ」 と言われてしまいます。 そうですよね。寒いですよね… 毎回毎回、こんな風に途中で終わっていては、仕事の使命がまっとう出来ません。 それで、薄いのれんが遮光カーテンなら少しは違うかと、家にあった遮光カーテンの端切れをチクチク縫ってみました。 明日、弟さんのお許しがいただけたら、部屋の入り口にかけてみようと思います。 これで少しは暖かくなるかなー。

豊かな心が広がる世界をお互いに共有したい

「デイサービス行っても、することないから、ほとんどの人が机に突っ伏して寝てるか、上むいて寝たはるえ。 お金はろて、来てるのに、もったいないと思わへんのやろか。若い頃、汗水垂らして稼いだお金をあんな風に無駄にして。わたしはかなんから、自分で習字道具買って、そこで練習するようにしたんやで。 90にもなって生きがいのない人生を過ごすなんて、うちはいやや。もう先が短いのがわかってるやろ。時間がもったいないねん」 マッサージしながら患者さんが話してくださったことです。 90歳を超えた人の心がこんなにも豊かで、前向きで力強いことに驚きました。 その方が「老人らしくない」ことに気づいてはいたつもりでしたが、 知らず知らずに、「老人らしさ」をステレオタイプに考えていたことを反省しました。 歳を重ねると、どうしても、出来ないことも増えてきますが、くじけず自分を失わず、自分らしく生きていたら、多くを経験してきた世界というのは、本当に豊かな心が広がる世界なのかもしれませんね。 ただ、この豊かさを理解されず、「老人らしい世界」に追いやられることが悲しみの元なのかも知れないとも感じました。 施術しながら、私はただただ拝聴するだけなのですが、私が行くと元気になると言って下さいます。 それは、マッサージで身体が軽くなることだけでなく、自分のありのままを出せるということなのかなと思うのです。 つまり、豊かな心が広がっていても、それをわかってくれる人がいるということが、大いなる勇気の源となるのではないかと思うのです。 全く「老人らしく」なく、諦めないこの方の日常は、「老人らしい世界」を当てはめようとする「社会」との軋轢だらけなのは想像に難くありませんが、負けずに豊かな生を全うしてもらいたいと思います。

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