悠生治療院

身体のバランスの崩れをケアします。アンチエイジングケアを基本に重量に抗える肉体を維持できるようにケアさせていただいております。訪問マッサージもしております。

心と身体の健康について

心が健康でいるためには、身体の健康が大切であること。なぜなら齢を重ねれば重ねるほどに、心は身体に大きく影響されるようになるからである。
また身体を健康を保つためには、毎日やってくる老化、それは具体的には筋肉が弾力性を失い、筋力低下を起こすことなのだけれど、筋力低下を食い止めることが何より大切であること。
そのために毎日の暮らしの中で身体の使い方を意識することが大切であること。
骨格的な変化をできる限り引き起こさないよう意識することがとても大切である。

田中(安井) 美香

立命館大学卒

京都仏眼鍼灸理療専門学校(旧仏眼厚生学校)卒。

ブログ

受領委任払い制度の運用がスタート

京都市でも、受領委任払い制度の運用が始まりました。 今までは、患者さんが請求すべき療養費(鍼灸マッサージは医療費ではなく療養費という枠組みに入るのです)を、代理で請求するという制度だったのが、マッサージ師に直接療養費が振り込まれる、つまり保険者が治療院に委任する制度になったのです。ですから、この制度に参加しない保険者は従来どおりの請求ということになっています。 実際のレセプトには、大きな変化はないのですが、医療保険の不正使用を防ぐために添付書類が増え、また請求に関しては、治療院の施術者が誰であっても、管理者(国家資格を有するもの)が全ての責任を負うようになったことが大きな変化かと思います。今までは、請求をする施術者個人が責任を負う形となっていて、施術者ではない経営者の場合その経営者に不正請求があった場合でも全くお咎めがない状態でした。 ただ、提出すべき書類が増えたので、今までのやり方に慣れていた私たちにとっては、大きなストレスとなりました。 具体的には、往療の際、どこから来たかを記入する往療順位表の添付と、医師への報告書が加算対象となり(6か月に一度300円)、領収書の発行が義務づけられました。 求められることがあまりに細かいので、マッサージ師の保険使用を阻止するための嫌がらせじゃないかと言いたくなるものですが、公的保険を使用するということを考えると、実は当たり前のことなんだと思うようになりました。 それは、知り合いの訪問看護師さんの事業所に入った実地指導の話を聞いたからなのです。 介護保険事業所は、提出書類は電算化されていて、その請求内訳だけでよいようですが、記録に残すべき書類は大変細かなことを求めらるそうです。 例えば、関連機関と連携をとっていることを証明するために各事業所にサインをもらうようになっているのですが、それが実際にやり取りしているという証拠として、FAXの送付状や切手の使用記録などを残す必要があるといいます。記録に残らない行動はないことと同じという理屈なのだそうです。 カルテへの添付義務はないようですが、実地指導は数年に一度は必ずあり、おかしいと監査になり、全額返金になるそうです。 これに比べたら我が業界は、そもそも取り組み自体の記録・科学的根拠の提示が困難で、薬品や道具の仕入れを必要としないマッサージは仕入れなど関連を表せるものもないので、その実際のところを客観的に示すのは難しく、今までがゆるゆるに来たとも言えるのかなと思うようになりました。 たた、どんなに仕組みをきちんとしても、その網の目を潜り抜け、いかにお金を稼ぐかを考える人はどこの業界にもあるので、国家としては、取り締まりを強化するしかないのが現実なのだと思います。 もっとも、そのお役人さんが記録を残さず公的資金を喰いものにしている現実もまたあるわけですが、真面目なだけが取り柄な私は、お役所の通達のままに、真面目に資料を揃え、真面目に仕事に取り組んで人生を終えたいと考えています。それが私の性に合っているようです。 頭を使い抜け道を歩く人たちのことを考えると真面目にしていることがバカバカしくなることももちろんありますが、 日本の医療保険は、本当に多くの人のお金でまかなわれている素晴らしいシステムであることに間違いはなく、その使用に際しては、心して無駄のない施術になるよう、また自分たちの施術を記録として証明していけるよう取り組んでいきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。

理学療法とマッサージ

「今度、担当が変わって僕が関わることになりました。マッサージの先生とも協力していきたいのでよろしくお願いします。」 今年の3月に、訪問リハビリの先生からこんな電話をいただきました。 関わる患者さんとはもう5年以上のお付き合いで、私たちが関わった時にはすでに訪問リハビリも行っていましたが具体的な連携をすることはなくきていました。 この患者さんにかかわらず、訪問リハビリの先生から連携をとろうと連絡をいただいたのは長年訪問マッサージをしていますが、初めてのことでした。 ずっと理学療法士の先生たちと具体的に協力して仕事がしたいと考えてきましたから、このチャンスを大切にしたいと考え、私のしようとしていること、出来ていないこと、悠生治療院の体制としての弱点をつまびらかに説明しました。 先生は、私の話を丁寧に聞いてくださり、今後も細やかな連携を取っていこうと話して下さいました。 その後も、定期的に様子を尋ねる電話を下さるようになり、また、自分たちの出来ていること、出来なかったこと、これからしようとしていること、私たちのしていることへの疑問なども話して下さるようになりました。 私は本当にうれしくて、それから少しあつかましくなって、この患者さんの話から外れた、自分のマッサージの到達点とその中で出来ていないこと、リハビリの先生と連携したい具体的な点まで話をしたり、全く別の患者さんのことまで相談させていただいたりしました。(本当にあつかましい!) そんな中で、リハビリの先生は、 「マッサージという手技に関しては、開業されている鍼灸マッサージの先生の方が病院勤めの私たちよりはるかに優れている方がたくさんいらっしゃると思っています。 運動療法に関しても、理学療法士より工夫をこらし、素晴らしいものを持つマッサージ師の先生がいっぱいいらっしゃると思っています。 僕は、そういう腕がないので、患者さんの生活の中で出来る訓練メニューを作り、実行してもらうことで生活を変えていってもらうというスタンスで訪問リハビリをしています。 僕たちが行った時に訓練をするよりその方がよほど大きな変化に繋がると考えています。」 と話して下さいました。 こんな事を考えている理学療法士の先生がいらっしゃるなんて本当に心の底から驚きました。 そして、 「また時間が合えば、マッサージ施術を見学しに行ってもいいですか」と尋ねて下さいました。 もちろんです。見ていただいてご意見をいただきたいのはこちらのほうです。 それからしばらくして、私の訪問時間は、リハビリの先生のご都合がつかず、お互いの都合がついて患者さんの予定もあう時間を別に設定すること(訪問日を振り替えて)になりました。 きちんと日時が決まってからは、とにかく説明が下手な私は、どう伝えれば、いまの自分の考えをうまく伝えられるかずっと考えました。 私のマッサージは筋膜療法を基本として成り立っています。 筋膜療法というのは、 ものすごく乱暴な説明ですが一言で言うと 偏った使い方を続けると筋膜は、ねじれて肥厚していく、この部分をゆっくりとした持続圧で解かしていき、正常な状態にしていく療法です。 アメリカで提唱されたこの療法を私は一から学んだわけではなく、自分なりの仕事の中で到達した先にこの療法があったという感じだし、アメリカの筋膜療法は、寝たきりや中枢性疾患の症例の記載がなく(私が読んだ限りの中ではという意味)、私よりも知識も経験も多いと思われるこのリハビリの先生に伝わる言葉を探しながら仕事をしていました。 もちろんこれまでも、いろんな人に伝える努力をしてきましたが、 うまく伝える言葉を見つけることが出来ませんでした。 でも、伝えたい相手がリハビリの先生であるということは、基礎的な理解は一致しているのですから、その先の私のしていることを伝えるだけで伝わるのだと思うと私の中にシンプルな言葉が浮かんできました。 筋膜が捻れるのは、重力に逆らうための筋力が足りないために生じるアンバランスからです。ですから、手足の重みを他力的(つまり施術者の力で)取り払い、正確な関節運動が出来れば筋膜の捻れが矯正されていく。と考えているので、マッサージという手技を中心にするよりは、自動介助運動(自分で動かしていただきながら足りない部分を補いながら運動をすること)を中心に施術を組み立てていること。 また、その引き攣れた部分を少し揉みほぐす時は、その動きの始まりと終わり(手で言えば肩と手指)を近づけることで、平面的なマッサージでなく立体的な動きを作ることが出来ると考えていること。平面的なマッサージをすると深層の筋が揉めず表層の筋だけ緩めることになり、返って動きを悪くすることがあると考えていることなど説明しました。 その患者さんに関わっていらっしゃる二人のリハビリの先生が見に来てくださって、私の説明を熱心に聞き、そして細かなところを見て質問して下さいました。 その上に、患者さんはとてもよく状況を理解出来る方だったので、普段説明が不足していることもあり、私が何を考えてマッサージをしているか一緒に聞いてもらうようお願いしたので、心おきなく説明が出来ました。 私の説明が終わった後に、リハビリの先生が、私の始まりと終わりを近づけたポジションでほぐすやり方は理学療法のテクニックの中の一つにあること。 深層の筋は単関節筋(つまり筋肉が一つの関節しか超えない)であること。 それから私の関節の動かす方向がバッチリ正しいと教えて下さいました。 その後、リハビリの先生に介助で歩行練習をしてもらいました。大きな患者さんをわたしよりずっと細い小柄な身体で上手に誘導し、軽く歩行を介助されていました。歩行前の座位姿勢は傾きがあったのに、歩行後はまっすぐ(見たことがないくらい真っ直ぐに!)座ることが出来るようになっていらっしゃいました。 「マッサージの後に機能訓練をすればパーフェクトですね。患者さんからマッサージの後は動きやすいと聞いていましたが今日その理由がわかりました」 と言って下さいました。 そしてその翌日、リハビリの先生からメールが届きました。 「この患者さんの障害と生活スタイルに比して機能レベルが高い理由がわかりました。安井先生のマッサージがあるからです」 と言って下さったのです。 本当にうれしくてうれしくて、これから本当の意味で、一緒に仕事が出来たら最高に幸せだと思いました。 マッサージと理学療法は、本来は一つの体系の中にあるはずのものが、歴史的な経緯から二つに分かれ、その上少し対立的な立場になってしまっているだけだと考えています。 さあ、いざ、ともに歩まん❣️ よろしくお願いします。

魂のスナップえんどう

今週のお弁当に3日連続顔を出しているスナップえんどうは、患者さんからの頂き物。 大きな心臓の手術をしているにもかかわらず、自家栽培の逸品です。 心臓疾患を患われている方の多くは、死と直結するその恐怖から、室内で過ごすことが多く、廃用性予防にと訪問マッサージに伺うことがよくありました。 スナップえんどうのつくり手である患者さんは、自分が死の恐怖を味わわない限り、自分の行動に制約を設けることなく生きていらっしゃいます。(見ていいるこちらはハラハラですが…) 魂のスナップえんどうは本当に美味しくて、今まで食べたスナップえんどうとはまるで違う美味しさでした。 私はこの方をサポートしたくて、循環を助けるために懸命の努力を重ねていますが、 「いつまで生かす気?マッサージいい加減でやめようかな」と言われしまいました😨😨😨

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