悠生治療院

身体のバランスの崩れをケアします。アンチエイジングケアを基本に重量に抗える肉体を維持できるようにケアさせていただいております。訪問マッサージもしております。

心と身体の健康について

心が健康でいるためには、身体の健康が大切であること。なぜなら齢を重ねれば重ねるほどに、心は身体に大きく影響されるようになるからである。
また身体を健康を保つためには、毎日やってくる老化、それは具体的には筋肉が弾力性を失い、筋力低下を起こすことなのだけれど、筋力低下を食い止めることが何より大切であること。
そのために毎日の暮らしの中で身体の使い方を意識することが大切であること。
骨格的な変化をできる限り引き起こさないよう意識することがとても大切である。

田中(安井) 美香

立命館大学卒

京都仏眼鍼灸理療専門学校(旧仏眼厚生学校)卒。

ブログ

寝たきりの方の寝る姿勢

今は、ポジショニングと言って、寝たきりの方の寝る姿勢を大切に考えるようになってきました。 どういうポジショニングがいいか理学療法士の先生方に見て決めていただくこともありますが、私が問い合わせいただき介護士さんや看護師さんと一緒に決めていくことも増えてきました。 寝たきりで自分で手足をうまく動かせなかったり、寝返りが出来ないと床ずれが出来たり、手足が硬く伸びなくなってしまうのを防ぐことはとても大切で、一旦出来てしまった床ずれを治すのはとても大変になるからです。 普通私たちは、無意識に寝返りを打ち、一つ所が圧迫され続けないようしているのですが、自分の重みが接地面にかかり続けることで、その部位が壊死してしまうのが床ずれです。 それで、寝たきりの方に対して、圧が一点集中しない材質のクッションが様々開発されています。 また誰かが、一定時間ごとに体転するのが一般的な床ずれ予防ですが、昼夜を問わず必要とされるその介護負担はとても大きいので、エアマットに自動的に身体の圧のかかる部分を変える製品が開発され、次々と改良された新製品が作られています。 これらは、床ずれ予防に大きな成果をだしているように思います。 しかしながら、動く前提で設計されている人間の身体は、動けないことが作り出す身体の不具合を全てなくすことはとても難しいように思います。 それは身体というものが、皮膚・皮下組織・筋肉・骨といった独立した部品の寄り集まりではなく、身体という一つの有機的な繋がりを持ったものなので、一つの動作を自分でする時はそれに伴い体全体が動くのに比して、他動的に動かす時は一部分しか動かないからだと考えています。 つまり、自動運動では全体が立体的に動くのに比して、他動的な動きになると平面的な折り紙のような動きを考えてみるとわかりやすいかと思います。 そして、この立体的な動きこそが、深層の筋群の動きを誘発し、抹消の全ての関節運動を可能にし、単なる手足の動きだけでなく、その血行を促進し、皮膚や軟部組織の状態をベストに保つ鍵なのだと考えています。 だからこそ、機械や誰かの手で動かすことでは解決しない問題があるのだろうと思います。 ここで、私たちマッサージ師の出番です。 一つ一つの筋肉が果たす役割が果たせるよう全体を整え、まるで自分で動かしているような筋肉の状態を作り上げていく技術を持って、自動運動に近い動きを作り出したり、本人が動きやすくなるように身体を整えることで、失われた自動運動を誘発していくことが出来るからです。 と言うのは簡単ですが、実際には腱や骨まで壊死・感染が進行した床ずれを治すのは容易ではありません。看護師さんや介護士さんの涙ぐましい努力なしには決して改善はありませんが、最新の技術に負けない技術力で、床ずれ治療・予防に当たりたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。

患者さんからのお土産

患者さんから、岡山旅行のお土産をいただきました。 きびだんごです。めちゃくちゃかわいいパッケージに釘付けです😍😍 「これがきびだんご?! こんなのにつられて鬼退治に行くなんて、しょうもないもんやん。」と箱を開けながら呟いていた息子ですが、一口食べると「わあ〜美味しい❗️全部食べていい?」 いやしさにまけて鬼退治に行きそうな勢いでした。 この岡山旅行は、乳癌の術後、肺に転移をしてしまい抗がん剤で治療中の患者さんが「死ぬ前に行きたいところ」の旅の一つです。 百貨店の阪神タイガースフェアに行き、星野仙一監督人形を買っていたら、ご本人である星野監督(岡山県出身)が出てきて「ありがとうございます」と声をかけて下さったのだそうで、ますますファンになり、どうしても行きたいとご家族に連れて行ってもらわれたのです。 ところが、年中無休のはずの、星野仙一記念館が臨時休業で入ることが出来なかったということでした😢 「がっかりなんて言葉であらわせへんで」と。 簡単に行ける身体でもなく、誰かの助けが必要な状況なのでお気持ちを考えるとため息しか出ませんでした。 けれど、「死ぬまでにしたいこと」の目標達成をしてしまい、することがなくなると困るので、もう一度来てよーと星野仙一監督が言って下さっていると信じて、リベンジを果たして欲しいなと思います。

ベストコンディション時の患者さんの美味しい手料理

先日、患者さんが作られたお昼ごはんの炒飯を私もいただきました。訪問前に完成したところだったと、私の分もとりわけて下さったのです。 食が細く、チキンラーメンも半分しか食べられないと言いながらも、お料理がとても上手で、いつも一汁三菜を基本にした食事をされていて、どんなお料理も一手間を惜しまずに作っていらっしゃいます。 炒飯には、きのこが好きだからと、シメジとマイタケ、キャベツと白菜。それから牛肉も入っていました。 味付けは塩コショウとハイミーだそうです。 こんな美味しくできるものかと私も次の日に炒飯を作って見ました。 しかし、残念ながら、この味には及びませんでした。味付けのさじ加減が難しいですね。 私のこの方への訪問マッサージの始まりは5年前まで遡ります。 左手首の骨折後、指の付け根(中手指節関節)が拘縮して使いにくいのでなんとかして欲しいという依頼で訪問が始まりました。 この方は、この訴えとは別に、基礎疾患に、喘息と肺気腫(タバコやホコリ、粉、石などを吸い込むことで肺胞が破壊され、日常生活を送るのにも困難な状況になる肺の疾患)を抱えていらっしゃいました。 まだ老人というにはお若くてしっかりされていま したが、呼吸器疾患のため在宅酸素を手放せず、少し無理に動くと心肺機能がダメージを受けてしまうため、自由に外出ができないという方でした。 呼吸がうまくできないというのは何よりつらいことのように思います。 酸素をうまく取り込めない身体は心臓の拍動を増やしてなんとかしようとするので心臓にまで負担をかけます。 その結果一過性の心不全が起きるのか、肺機能に問題がある人が無理をした後、浮腫が全身に見られることがあり、何かあれば、すぐにわかるくらいです。 この患者さんへの治療は、まず主訴である、手を使いやすくすることです。 指の筋肉・靭帯というのは、細く、複雑な動きに対応できるように複雑に作られているので、他人がどうにか出来るものではなく、本人が使い動かすしかないと考えています。 ですが、使えないことで、大きな腕や背部の筋肉までもが萎縮してしまっているので、こちらを改善することは出来ます。 この大きな筋肉が改善すると、指まで使いやすくなるので、あとは本人が日々の暮らしで使い続けていくことで大きく改善していきます。 こうして今では、見た目はほとんど左右差がなくなりましたが、ご本人はまだまだ違和感があるとおっしゃいます。やはりそこは、ジブンデガンバッテクダサイです。 もう一つこの方にとって、私の訪問が必要な大きな理由があります。 それは、呼吸器疾患です。 胸郭を広げて必死になって息を吸い続けると、呼吸筋がオーバーワークになり疲労し、ますます呼吸困難になります。それで、呼吸筋の疲労を回復し、常に最良の状態にしておくことが何よりも大切なのです。 5年に及ぶお付き合いの中で、施術期間が4日以上あくと呼吸が浅くなり気怠くなってしまうことが、お互いにわかってきました。 呼吸状態さえ問題なければご機嫌に毎日の生活を送ることが出来ます。 美味しい料理だって作れます。 ですから、この方がお料理を出来ているということは、ベストコンディションに近い状態にあるということなのです。 というわけで、お皿に盛って下さった炒飯は遠慮なくいただきました。 ご馳走さまでした👍 粕汁はブタとブリが入っています。どちらも臭み取りに一度湯通しがしてあって、お野菜たっぷりでとても美味しい得意料理の一つです。 赤こんにゃくは滋賀県の特産品。ピリッと辛くてめちゃくちゃ美味しかったです。

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