悠生治療院

身体のバランスの崩れをケアします。アンチエイジングケアを基本に重量に抗える肉体を維持できるようにケアさせていただいております。訪問マッサージもしております。

心と身体の健康について

心が健康でいるためには、身体の健康が大切であること。なぜなら齢を重ねれば重ねるほどに、心は身体に大きく影響されるようになるからである。
また身体を健康を保つためには、毎日やってくる老化、それは具体的には筋肉が弾力性を失い、筋力低下を起こすことなのだけれど、筋力低下を食い止めることが何より大切であること。
そのために毎日の暮らしの中で身体の使い方を意識することが大切であること。
骨格的な変化をできる限り引き起こさないよう意識することがとても大切である。

田中(安井) 美香

立命館大学卒

京都仏眼鍼灸理療専門学校(旧仏眼厚生学校)卒。

ブログ

カーテンの端切れを縫う理由

カーテンの端切れを縫いました。下手くそですが…。 お一人暮らしで、寝たきりの患者さんがいらっしゃっいます。お隣に弟さんがお住まいで介護されているのですが、昼間はお一人です。 それからおウチには、かわいいシーズの老犬が一匹います。 このワンちゃんが、患者さんの部屋からお勝手に自由に出入りできるように戸が閉めてなくて、入り口には、薄いのれんがかかっています。 それでお部屋は、エアコンをいれてもなかなか温まりません。換気が良すぎるのです。 患者さんは、お布団をかぶって寝ていらっしゃるので、寝ていらっしゃる時は、寝汗をかかれることもあり、それほど寒くはないようです。 しかし、マッサージを始めるには、まず、お布団をめくらなければなりません。 元気な方のマッサージなら、お布団の中に手を入れて揉むこともできなくもないのですが、寝たきりの方となると、手足を動かしたり、寝返りをしたりということが、基本的には必須となるので、お布団をめくらないわけにはいかないのです。 それで、身体に毛布をかけたりしながら施術するのですが、 しばらくすると、 「寒い!もういいわ」 と言われてしまいます。 そうですよね。寒いですよね… 毎回毎回、こんな風に途中で終わっていては、仕事の使命がまっとう出来ません。 それで、薄いのれんが遮光カーテンなら少しは違うかと、家にあった遮光カーテンの端切れをチクチク縫ってみました。 明日、弟さんのお許しがいただけたら、部屋の入り口にかけてみようと思います。 これで少しは暖かくなるかなー。

豊かな心が広がる世界をお互いに共有したい

「デイサービス行っても、することないから、ほとんどの人が机に突っ伏して寝てるか、上むいて寝たはるえ。 お金はろて、来てるのに、もったいないと思わへんのやろか。若い頃、汗水垂らして稼いだお金をあんな風に無駄にして。わたしはかなんから、自分で習字道具買って、そこで練習するようにしたんやで。 90にもなって生きがいのない人生を過ごすなんて、うちはいやや。もう先が短いのがわかってるやろ。時間がもったいないねん」 マッサージしながら患者さんが話してくださったことです。 90歳を超えた人の心がこんなにも豊かで、前向きで力強いことに驚きました。 その方が「老人らしくない」ことに気づいてはいたつもりでしたが、 知らず知らずに、「老人らしさ」をステレオタイプに考えていたことを反省しました。 歳を重ねると、どうしても、出来ないことも増えてきますが、くじけず自分を失わず、自分らしく生きていたら、多くを経験してきた世界というのは、本当に豊かな心が広がる世界なのかもしれませんね。 ただ、この豊かさを理解されず、「老人らしい世界」に追いやられることが悲しみの元なのかも知れないとも感じました。 施術しながら、私はただただ拝聴するだけなのですが、私が行くと元気になると言って下さいます。 それは、マッサージで身体が軽くなることだけでなく、自分のありのままを出せるということなのかなと思うのです。 つまり、豊かな心が広がっていても、それをわかってくれる人がいるということが、大いなる勇気の源となるのではないかと思うのです。 全く「老人らしく」なく、諦めないこの方の日常は、「老人らしい世界」を当てはめようとする「社会」との軋轢だらけなのは想像に難くありませんが、負けずに豊かな生を全うしてもらいたいと思います。

生きる気持ちに応える施術

日曜日の夕方、お正月休みに「背中が痛い」と緊急コールをいただいた患者さんから、再び「背中が痛い」と電話がかかってきました。 緊急コールで1月3日に訪問し、翌4日は定期訪問の日でしたから、2日連続伺っていました。4日に伺った時は、3日より痛みがやわらいでいるようだったに、と思いながら話を伺いました。 痛みの様子、種類、場所は、ご本人に聴きながら状態を特定し、次に考えられる原因や対処法を考えていきます。 しかし、本人の訴えというのは、例え痛みが改善していても、痛みは変わらないと言われることも多いので、動くことで痛みが悪化するような時は、どの動きの時に、どれくらいの痛みを口にされるか、あるいは表情が変わるかなど細かな観察をしておくことで、痛みが治癒の途中にあるのか、あるいは悪化をたどっているのかを判断する必要があります。 治癒の途中であれば、治療方針に間違いはないと判断しますが、悪化をしていたら、方針を変更しなければなりません。 それで、この方の場合、私から見た痛みは、確かに、軽減していたので、多分骨折の心配はないだろう、呼吸困難からくる筋緊張と考えて間違いないかなと、呼吸補助筋を緩め4日の治療後は、さらに痛みは小さくなっていたように記憶していました。 それで、話を伺うと耐えられない激痛ではなく、鈍痛のようです。月曜日が、定期訪問日なので、待てそうな感じですが、日曜日とわかってわざわざ電話してこられたのですから、きっと不安なのだろうなと思ってやりかけの用事を済ませたら、伺うことにしました。 行ってみると、痛みの様子は、さらに小さくなっているようでしたが、長引く痛みに肺炎を疑っていらっしゃるようでした。 又、痛みの場所は、背中から、お腹側、胸骨下端に変わっていました。 血中酸素濃度は95%前後ありました。ですから、例え肺炎であってもすぐすぐ入院しなければならないということはないかなと思いながらも、月曜日にはレントゲン撮影をすることになっているとおっしゃるので、呼吸による痛みが少しでも楽になるように、肋骨弓にそい、キネシオテープをはり、治療を終えました。 月曜日のレントゲン撮影では、大きな問題はなく、痛み止めの坐薬を処方されたそうです。 大きな問題がなくて、私もホッとしました。 私の考えは全て推論であり、確かなことは、お医者さんの診断を待たないとわからないので、診察を受けて下さると本当に安心します。 どこまでお力になれるか、そういう意味では自信はないのですが、パルスオキシメーターという機械で簡単に血中酸素濃度が測れるので、数値を確認しながら、施術後には正常値になるような施術をするようにしています。 この患者さんは、TVに出られる方が亡くなられる時に愛の言葉を口にして亡くなられたというニュースを聞きながら、「うちやったら、そんなん言わへんわ。死にたないー!って言って死ぬわ。次のオリンピックまでは死にたくないでー」と仰るくらい、生きる気持ちがしっかりとあります。 この思いに応えられるようしっかりと施術したいなと思います。

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