人の優しさが身に沁みました

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昨日は、中学生の息子と愛宕山に登ってきました。

11月の初めに高校生の息子と行った時は山頂がちょうど紅葉の見頃でした。
今回は、山の裾野が紅葉の見頃で、観光客で賑わっていました。
どちらもとても美しく心あらわれる時間が過ごせましたが、それ以上の素晴らしい出来事がありました。

前回はお財布をザックに入れ忘れ、ようやく登山口までついたのに、駐車代が払えません。朝早く起きて車で一時間。取りに帰ることもできましたが、駐車場の方に頼むと、帰宅してから振り込むことでいいと駐車させて下さいました。一文無しでしたから、愛宕神社に着いても、お賽銭も出来ず、それでも見知らぬ他人を信じて下さる駐車場の方の優しい心に、暖かい気持ちになりながら帰途に着きました。

今回は、前日から、お財布をザックに入れて万端の準備を整えて向かいました。

登山口へ向かう清滝道は美しい紅葉の見頃でした。温度計は4度となっていて、風は冷たく、すこしだけ着込んで愛宕山を登り始めました。

登り始めたら、すぐにポカポカ暖かくなり、息子は次々と服を脱ぎます。全体の行程は頂上まで一時間半くらいです。五合目に休憩所があり、そこで少し休んで、カバンの中を整理して、再び頂上に向かいました。

部活現役の次男は疲れ知らずで、どんどん登って行くので、あっという間に山頂に着きました。

前回果たせなかったお賽銭を入れてお参りしようと財布を出そうとしたら、見つかりません。

さっきすぐに出せるようにザックのポケットにいれたように思うけど、ザックの一番下に入れちゃったかな。お賽銭はもうやめにしよう、すぐに見つからないと息子に言いましたが、息子が納得しません。仕方ないから下まで手を入れて探しましたが見つかりません…ザックの中に入れなかったかな?車に置いてきたかな。さっき荷物の整理をした時にあった気がするけど、気のせいかな?

とりあえずベンチに座りザックの中身を全部出して調べました。

ありません!車の中か先ほどの休憩所か…休憩所に置き忘れたかもしれないと息子に言っていると

「財布を忘れましたか」
と横を通った方が聞いてくださいました。
「五合目の休憩所にありましたよ。置いておいて大丈夫かなと他の人が言ってましたが、その後はわかりません」

と教えて下さいました。

息子は、誰かが取る前に走って休憩所に向かってくれました。

私は下りは膝にこたえるのでゆっくりしか歩けません。息子に望みを託して、わたしは、親切な誰かが持って上がって来て下さるかもと思い、行き違いににならないよう、すれ違う方に
「すみません。お財布を置き忘れたんですが、ご存知ないですか」と尋ねながら下りました。

何人かの方が、「ありました」と教えて下さり、また、次の方が「5人連れの男の方が神社の社務所に預けようと持って上がってこられてます」と教えて下さいました!

誰かが持っていく心配はなくなりました😭後は5人連れのグループとすれ違わないようにしなければなりません。
5人連れは、バラバラに歩いているかもしれないので男の人をみると財布のことを尋ねてまわりました。

一人の方が「田中さんですか?」と答えてくださいました。「5人連れのグループはすぐ近くです」と教えて下さいました。

財布の中にある私の免許証の名前は田中です。

そしてすぐに下から登ってこられた方が
手のひらに見えるように私の財布をのせて歩いて下さっていました😭😭

本当に感謝の言葉が出てこないくらい嬉しくて思い出しても涙が出てきます。声をかけて下さった方々みなさんが優しくて、こんな優しい人たちがいっぱいいる日本が大好きになりました❣️本当にありがとうございました。

財布がなくなっていたら、昨日の私はどん底な気持ちになっていたと思うと、人の優しさが生きる力になるのだと心の底から感じた一日となりました。

こんな気持ちを、毎日の仕事で患者さんに分けてあげられたら、それが何よりの力になるのかもと思いながら、五合目まで走っている息子が財布が無くて落胆している姿が目に浮かび、痛む足を引きずりながら私もまた走りました。

休憩所で息子と合流でき、お財布を渡して下さった優しい人たちの話をして、二人でゆっくり山を下りました。

走れメロスみたいに走って下山した息子は、今年一番の疲れだったと、もう立つのもようやっとな様子でした。

本当にとても素晴らしい一日となりました。ありがとうございました😊😊

愛宕山の神様に人を信じる心、お金を大切にする心を試されているのかと思うくらいの日でした。どちらも大切にしてまじめに正直に生きていきたいと思います。

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