生きる気持ちに応える施術

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日曜日の夕方、お正月休みに「背中が痛い」と緊急コールをいただいた患者さんから、再び「背中が痛い」と電話がかかってきました。

緊急コールで1月3日に訪問し、翌4日は定期訪問の日でしたから、2日連続伺っていました。4日に伺った時は、3日より痛みがやわらいでいるようだったに、と思いながら話を伺いました。

痛みの様子、種類、場所は、ご本人に聴きながら状態を特定し、次に考えられる原因や対処法を考えていきます。

しかし、本人の訴えというのは、例え痛みが改善していても、痛みは変わらないと言われることも多いので、動くことで痛みが悪化するような時は、どの動きの時に、どれくらいの痛みを口にされるか、あるいは表情が変わるかなど細かな観察をしておくことで、痛みが治癒の途中にあるのか、あるいは悪化をたどっているのかを判断する必要があります。

治癒の途中であれば、治療方針に間違いはないと判断しますが、悪化をしていたら、方針を変更しなければなりません。

それで、この方の場合、私から見た痛みは、確かに、軽減していたので、多分骨折の心配はないだろう、呼吸困難からくる筋緊張と考えて間違いないかなと、呼吸補助筋を緩め4日の治療後は、さらに痛みは小さくなっていたように記憶していました。

それで、話を伺うと耐えられない激痛ではなく、鈍痛のようです。月曜日が、定期訪問日なので、待てそうな感じですが、日曜日とわかってわざわざ電話してこられたのですから、きっと不安なのだろうなと思ってやりかけの用事を済ませたら、伺うことにしました。

行ってみると、痛みの様子は、さらに小さくなっているようでしたが、長引く痛みに肺炎を疑っていらっしゃるようでした。
又、痛みの場所は、背中から、お腹側、胸骨下端に変わっていました。

血中酸素濃度は95%前後ありました。ですから、例え肺炎であってもすぐすぐ入院しなければならないということはないかなと思いながらも、月曜日にはレントゲン撮影をすることになっているとおっしゃるので、呼吸による痛みが少しでも楽になるように、肋骨弓にそい、キネシオテープをはり、治療を終えました。

月曜日のレントゲン撮影では、大きな問題はなく、痛み止めの坐薬を処方されたそうです。

大きな問題がなくて、私もホッとしました。
私の考えは全て推論であり、確かなことは、お医者さんの診断を待たないとわからないので、診察を受けて下さると本当に安心します。

どこまでお力になれるか、そういう意味では自信はないのですが、パルスオキシメーターという機械で簡単に血中酸素濃度が測れるので、数値を確認しながら、施術後には正常値になるような施術をするようにしています。

パルスオキシメーターです。小さくて医療用品のわりには安価なので、バイタルチェックにとても便利です。95%以上が正常。90%以下になると心配です。

この患者さんは、TVに出られる方が亡くなられる時に愛の言葉を口にして亡くなられたというニュースを聞きながら、「うちやったら、そんなん言わへんわ。死にたないー!って言って死ぬわ。次のオリンピックまでは死にたくないでー」と仰るくらい、生きる気持ちがしっかりとあります。
この思いに応えられるようしっかりと施術したいなと思います。

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