世界が未曾有の経験に飲み込まれいます。そんな中ついにわたしも人生初幽体離脱からの生還に関わることができました。
心肥大、慢性閉塞性肺疾患から来る呼吸苦に苦しむ92歳の患者さん。少し動くと血中酸素濃度は90%を軽く切ります。
マッサージでなんとか、呼吸補助筋の疲労を回復させ、身体中の浮腫(心臓のポンプ作用がいっぱいになるとオーバーフローを起こし、全身浮腫になります)を1ミリでも軽減し、心臓の働きや呼吸をを楽にさせるのが私の主な仕事です。もちろん動きにくい手足が軽く動くように整えるのが一番の依頼理由ですが。
そんな中、近頃は心肺機能の低下がさらに深刻になってきていて、先日訪問した時には、二日前から苦しくて酸素濃度が90%を切っていることが続いていて、水さえ口にしていないというのです。
なんとか様々試しながら、一番呼吸を邪魔している筋肉を見つけるべく施術をし、血中酸素濃度が93%になったところで、少し元気になってこられたので、おいとましましたが、ゴールデンウィーク前でもあり、サービスが手薄になる連休の間命がもつかなぁと心配しながら帰り着きました。
そして、その二日後、この方は週二回訪問させていただいているのですが、伺ったら、ご家族さんから、
「こないだマッサージが終わった後、急に元気が出たらしく、自分で、食卓まで歩き、置いておいた朝ごはんのおにぎりを食べてたんや。
その前の二日間、水も入らへんかったのに。ほんで、その間、本人は何にも覚えていなくて、韓国に先祖の墓まいりに行ってたというんや。
幽体離脱してあっちに行きかけたけど、先祖からもっと苦しめーとおいかえされたんや。
マッサージはどこか、あっちから戻す特別のツボがあるんか?」
と言われるのです!
言われた私がビックリです。
幽体離脱❗️からの生還❗️
本当のことは誰にもわかりませんが、もし私が生還の手助けが出来たのならこれ以上うれしいことはありません。
新型コロナウイルスの感染源として、マッサージの訪問を心配される方がいらっしゃるのは当然の事で、その中でも訪問の継続を希望してくださる方々には、感染の恐怖以上のものがお返しできますよう、心から精一杯の施術に努めたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。
そしてこの話はまだ続く素晴らしいおまけ付きです。
この日ご家族さんと支援金10万円の話になり、これは生きてないともらえないからと話していたら、ご本人さん。
「いつや?6月か?そんな早く死なへん。大丈夫や」と力強く話されて、私とご家族さんを驚かせてせてくれました!
住民票がある人みんな、一律ってなんてステキなんでしょうか。安倍さん。ありがとう😊ってこのコロナ禍で初めて思いました❣️
いろいろ立場や考えの違いはありますが、みんなで幸せ時間目指して、元気を出してがんばりましょう😊😊