誠実であること

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今日はちょっと心がざわついた一日でした。

治療の方針をめぐり、本人や関係者と意見が食い違う時は、落としどころが見つかるまで、本当に心がザワザワします。自分が一番正しいというわけじゃないから余計にです。自分でないセラピストのきれいな言葉の裏に実現可能性が見つけられない時や、治療のやり方こそが事態を悪化させているんじゃないかと思える時。あくまで私個人の見解であるがゆえに一日中ため息ばかりついてるっていうことになります。
長い時間をかけて考え続け、行く末を見守る中で私が間違っていたということもあります。でも渦中にいる時は、もうひたすらため息をつくのみって感じです😩
今日はそんなことが重なった日となりました。

その一つは、ある治療院が、筋側索萎縮性硬化症(ALS)の方に”原因不明の病気はありません。ストレスが原因だから、ストレスを取り除く治療をしましょう”と言ったと聞いたことです。患者さんの行き場のない心を知っているだけになんの言葉も出ませんでした。

どんな治療も、もちろん西洋医学も東洋医学も魔法はないと考えています。あるのは身体の足りない部分を補えるだけであり、とりわけ身体障害に対する治療は、疾病による症状のどの部分が補えると考えるのか、どの部分を補うのかそれぞれ見解の分かれるところなのだと考えています。私たち治療師は全ての症例に対しいつも誠実でならねばならないと考えています。

患者さんのご家族の作品。花屋歴30年の大ベテラン。

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