虫の目、鳥の目で繊細な治療

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自分に照らして相手を理解しようとしてきたのが、わたしの数々の過ちの原因だよとソーシャルワーカーの先輩にご指摘いただきました😭

ありのまま、まるごとを受け取るということは自分を基準にしないことらしいです…

「♪ありのままの姿みせるのよ♪ありのままの自分になるの🎶」
うまく行かないことがあると、いろいろ考えてありのままの自分でいいともとても思えませんが😩

私たちの業は、盲人の人たちの職業の選択肢の一つにもなっています。目には見えない身体の奥を探る力が何より大切な力の一つになるからです。しかしこれは簡単なことではなく、ある程度の訓練が必要なので、私たち晴眼者と同じで、資格を得たからと言ってすぐに収入を得るチャンスが得られるわけではありません。

先日の訪問マッサージであら稼ぎという記事は実は全く事実無根という話ではなく、私が知る一番ひどい業者は、患者である老人だけでなく、盲人の施術師をも食い物にしているようなところがあります。

そういう業者の多くは、マッサージ師の資格を持たない経営者で、テレフォンアポインターや営業を雇い、広く患者を集め、専属の医師と契約し同意書を用意し、運転手をつけて盲人のマッサージ師を訪問させています。

請求金額が大きく違うわけではないので、営業の人の給料やお抱え医師への報酬や利益は、往療費の高額な請求や施術師の低賃金で賄われているのだろうと考えられます。

このような治療院から実際に訪問を受けた方から話を聞いたわけではないので、本当のところはわかりませんが、施術の内容を大切にしているようには思えません。

また万が一何らかの違反や保険の不正で摘発があった場合、罰せらるのは、経営者ではなく、国家資格を持っている施術師になります。

そのため、このような治療院で働いていて、やり方に疑問を抱きやめてしまう人も多いようですが、盲人の場合、運転手付きという条件に合う仕事が他にないこともあり、仕事をやめられないという話を耳にしました。

どこの業界にもある話かもしれませんが、小さな個人事業主が多いマッサージ業界においては、大手の参入に勝つことは難しく、またこのような大手の業者のあおりを受けているように思います。

そんなこんな状況の中で、私には絶対に負けたくないものが二つあります。

一つはこのような利益優先の大手の業者です。

もう一つは、最近ますます性能のよくなったマッサージチェアーです。

治療の基本は、手当てであり、心です。人の温もりを大切にできない業者や心のない機械には負けないようにがんばりたいと思っています。

物事を時には虫の眼でみないとわからない。
また時には鳥の眼を持たないとわからないことがある。
広い心で細やかで繊細な治療をめざします。

 

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