マッサージの実技漬けの一日

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11月6日の日曜日に、関西運動器障害研究会(KATA)の会長をされている松浦先生の勉強会に参加させていただきました。

この企画は、鍼灸マッサージの専門学校生に、より専門的な知識を学んでもらうためのサポートと、卒業後の資格者の支援・交流の一環として、京都府鍼灸マッサージ師会主催で開かれたものでした。

講演会に先立ち、午前中は資格者と学生の手技交流会を行い、午後からは、松浦先生の実技を中心とした講演会というプログラム。
参加者はマッサージの実技漬けの一日を過ごしました。

実技の勉強会というのは、お互いの身体を練習台にして手技を学びます。
私たちは、朝10時から夕方4時まで一日中揉み・揉まれ続けたことになります。

マッサージという手技の身体に直接触れるその影響力は決して小さくなく、一日中揉み続ける以上に、一日中揉まれ続けるのは、とても疲れてしまうことなのです。
そのため翌朝には、ほぐされすぎた身体はヘロヘロで、身動きできないくらいでした。

このまま一日中横になっていられたら、溜まった疲労がかなり回復するのだろうなぁと思いながら、動かない身体に鞭打って寝床から這いだしました。

マッサージというのは、慰安とかリラクゼーションとか、医学的なエビデンスがないとか、とかく医療の世界からは冷たい評価を受けがちですが、スポーツの世界では、トップアスリートにとっては、なくてはならないものに位置づけられているように思います。

筋肉の疲労を取り除き、最高のパフォーマンスを発揮するのに、筋肉のケアは欠かせないということなのです。
ですから、本当はトップアスリートでなくても、一般の生活もその暮らしを支えるのは、筋肉なので、そのコンディションがいいということは、体調がいい、つまり健康を支える基礎になるということだと思います。

手技交流会の時に学生さんから、
「鍼灸はクセになるからしたくないと言われたのですが、本当ですか?」と質問をうけました。

その通りだと思います。
疲労の蓄積を取り除き、高いレベルでコンディショニングできてしまうと、疲労の蓄積で、筋肉が鉛みたいに動きを制限してくることを自覚出来るようになるのです。
それで、また少し若返る治療を身体が必要としてしまう、つまりクセになるのじゃないかと思います。

でも、お酒や痛み止めの様な薬に頼ってコンディションを整えたり、ごまかしたりするより、鍼灸マッサージに頼っていただける方が身体に優しいし、いいことじゃないんじゃないかと思います。

是非ともクセになってもらいたいものです。

こんな話をしながら、学生さんたちと楽しい交流の時間を過ごすことが出来たように思います。

マッサージの真髄を言葉でうまく説明するのは、本当に難しいのです。

言葉で伝えるのは、簡単ですが、それがどのようなものなのかは、実際に受けてみないとわからないからです。
またその体得は、言葉による理解ではなく、感覚なんじゃないかと思うからです。
それで、短時間で、いろんな人の施術を体験できるこの様な企画は、本当に大切で、意味のあることじゃないかと思います。

これから資格者になる方々が、身体で感じて、マッサージ師という仕事に希望を持って取り組んで行ける明日への活力の一助になれたら嬉しいです。

午後から、受けた松浦先生の勉強会のご報告は次回のブログに。

先生のお話を拝聴した今週の私は、より、繊細に注意深く、そしてマッサージという手技に自信を持って取り組めたと思います。

乞うご期待!です。よろしくお願いします。

京都仏眼鍼灸理療専門学校で行われました。
ベッドが整えられていて、勉強会に最適でした。
どの資格者の先生方も額に汗して、学生さんに指導施術されていました。

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