人類の脅威! 怖いウイルス事典 (TJMOOK)

課題の前に出された課題、ようやく読了(本とはいえない…)。

監修:北里 英郎, 片桐 真人, 中村 正樹, 前花 祥太郎
宝島社刊行

ヒトがウィルスとケンカして勝とうというのが間違いだという意味がよくわかった本でした。様々研究をしても未だワクチンも薬もない新型コロナウィルスより恐ろしいウィルスが世の中にはいっぱいあると改めて知りました。

新型コロナウィルスへの対応は今後どうなってゆくのでしょうか? 本当に先行き不透明な時代ですが、行き過ぎた人間への地球からの警告と考え、自分の暮らしを見直す良い時期なのかなぁとも思います。

私的には、地球にも人にも優しいマッサージ治療で、人も地球も元気にできたらサイコーですね。

白髪

先日、立て続けに、お二人の患者さんが、私の増え始めた白髪を発見し、異口同音に

「苦労がない人生なのに、白髪がある!気苦労することがあるの?」とおっしゃいました。

生きていたら、52歳なりの苦労ありますやん。と思いながら、別の人に、「苦労してないって言われた」と言ったら、
「ラッキーな人生を送ってるってことやん。すごいことやん」と返されました。

そうなんだ。私はラッキーが顔に出てるんだと嬉しくなりました。

治療院をするようになり、経営者の孤独に耐えねばならないと、先輩個人経営者に励まされながら、精神的には、ずっと支え続けてもらっているおかげで悩みで白髪が増えるってことがないということなのでしょう。

また、前職の治療院から一緒に来てくれたスタッフは、従業員でありながら、私のわがままや甘えを、支え続けてくれています。時に様々なトラブルはありますが、人間としての信頼を疑うことはありません。
おかげで、スタッフの髪は白く薄くなっても私の白髪は爆発的に増えることなくいまに至っているようです。

皆さまに支えられて守られて、人生苦労知らずで自由に思うがままに飛びまわれているということだと、改めて感謝申し上げます。

本当にありがとうございます❣️

コロナ禍の影響がボディブローみたいに効き始めている面もありますが、自分たちに出来ること、大切にしたいことを改めて発見できていることもあります。

安心安全、癒しを大切にしながらリハビリ的な関わりの出来るマッサージ治療院として、大切な役割を果たせると確信を持つようになり、また、訪問マッサージ25年の経験の蓄積が、患者さんの状態把握や関係づくりに大いに力を発揮できるということにも自信を持てるようになっています。

これからもどうぞよろしくお願いいたします🥺

勉強

勉強しなさい。

と『鍼灸治療基礎学』という本をお師匠様より貸していただきました。


もう一皮化ける可能性があるからと。今年いっぱいという期限をいただき、勉強しようと決意しました💦

「10年ごとに確実に体力が落ちるから、最小の力で最大の効果を出すことを考えていかないといけない。最小の刺激量で施術してみて」とアドバイスをいただいたのは、出会って間もない4年前のことでした。

その時は、鍼灸師だからそんなことを言うんだ。マッサージはコンパスの針みたいにグサリとコリに到達して揉み解すものなのにと、不満を感じながら聞いたのを覚えています。
ところが、鍼を刺してビーンと神経の刺激が遠くまで伝わる鍼の響きというものこそが鍼自慢みたいに言う(と、マッサージにはできないだろみたいに勝手に私がコンプレックスを感じていただけなのですが)それまで受けたことのある鍼師の鍼とは全く違う、表面の皮膚をプスっと刺すだけの鍼なのに、そのうち体が緩んで眠くて話をするのが精一杯みたいになってしまったので、(このやり方は切皮せっぴというちゃんとした名前がついています)、この弱い刺激について真剣に考えざるを得なくなっていき、わたしはそれまでの私の常識を一つ一つ塗り替えてきたのでした。

そして、それから4年。私の施術はそれ以前のものと全く変わってしまったように思います。そして、評判も前よりずっと良くなってきたように思います。その一番は、優しい施術を基本にすると、私の心も優しくなり、以前よりもっと患者さんの身体に寄り添えるようになったのではないかと思っています。

ですから、わたしはこの有り難い助言に従い、今年中にこの本を読み終えるべくお勉強をしようと思っています。

化けられるかな?
化けるぞー

という事でブログも再開してがんばります。よろしくお願いします。

センスのいいTシャツ

お久しぶりです。なかなかブログ更新できませんが、仕事は楽しくさせていただいております。

少し前に、もう随分と前かも…友人が私のためにTシャツを買ってくれました。着る機会を探しているうちにタンスの肥やしになっていたので、日常着にすることにしました。

おおざっぱと言われます。
すべてが雑

これを見た息子が「いいセンスやな」と褒め称えていました。否定できないのが辛いところです…A型なのにおかしい…日々これ精進しております。よろしくお願い致します❣️

うまくいく歯車

前回ブログの顛末。主治医先生にご相談に行きました。先生がピザとノンアルビールを出してくださいました。話が出来て安心して帰り着きました。いい先生に恵まれて幸せ❣️

多分、これからうまくいく歯車に変わる予感がします。

決めつけ・思い込みからさよならを。

コロナ禍でも仕事をさせて頂けることに感謝しています。本当にありがとうございます。

「新しいケアマネ断ったんや」

えー!また!まだ一回しか会ったことないんちゃいましたっけ…

「またって…俺が悪いんちゃう。ものすごい腹黒いヤツやったんや」

腹黒いって…

よくよく話を聞くと――仕事が終わってから一時間以上かけてです――何があったわけでなく、言葉のすれ違いがあったようで、ケアマネさんが腹黒いというわけでなく、この患者さんの気持ちや心配事とケアマネさんの考えがすれ違っているのが大きな原因のように思いました。

これは、ケアマネさんと利用者さんの間に限ったことではなくて、誰にでも言える事なのでしょうが、この患者さん場合、こんな言葉が出てしまうほどのすれ違いには、ここにくるまでの数々の「所業」でケアマネさんとうまくいかず、ケアマネさんの交代のたびに引き継がれる「申し送り」に原因があるようでした。

元気な人が、アクシデントや突然の発病で生活全般にわたる変更を余儀なくされた場合、その変化を受け入れ、生きるしかないと諦めるには本当に長い時間を必要とするように思います。そしてその時間は、平穏に流れることはなく、頼るしかない様々のサービスに腹立たしさや不満を募らせながら、時に激しくぶつかり合うという時間なしにはなかなか難しいのかなと思います。

特にまだ働き盛りの方が、突然障害を受けてしまうと、仕事として関わる人に対して、「こんなやり方で、お金を稼いでいる、自分はこの病気にならなかったらこんなやる気のない人にお金を払って世話になることはないのに」というなんというか、同じ仕事人として、仕事の仕方をチェックしてしまったり、健常な時と同じ安心感で暮らしたいという今の現状では難しい、でも本当は当たり前の要求をしてしまう事でうまくいかないことがよくあるように思います。

この方の場合も詳しくは書けませんが、こんなやりとりを何年にもわたり続けてきてこられた末の出来事でした。

もし自分が同じ立場になったら当たり前に思える「怒り」も、サービス提供者が単なるクレーマー、自立心がない、依存体質などと決めつけてしまうことで、関係は、悪循環に陥り、うまくいかないことが、どんどん悪循環の歯車をクルクルと回してしまうように思います。

この悪循環の歯車で一番損をするのは、もちろん患者さんで、その悔しさや諦めの時間の結果、本意ではないかもしれませんが、患者さん自身が少しずつ変わっていかれます。つまり、長い時間をかけて少しずつ現実を受け入るしかないことを学んでいかれるように思います。

その間の悪循環の歯車を好転するために、私がどう振る舞えばよいのか、自分の立場や力量など考えて身動き出来ず、自分にガッカリすることもよくあります。

下手に動くと余計に患者さんにも迷惑をかけてしまう事も想定され、問題解決の方法を見極められず、しばらく静観かなぁと思っていた朝、イジメの新聞記事を見つけました。

どこで起きる問題も心の傷もその本質は一緒だとしみじみ思いました。

決めつけ・思い込みからさよならを。
利他的行動を基本に。
済んだことにこだわらず、未来を恐れず、イマの感じたことを大切に――そう自分に言い聞かせ、考え続けているところです。

コロナ禍のおかげで仕事が少なくなり、のんびりと働いて見えてきたこと、気付けたことを大切に自分らしく働けたら幸せだと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。

イジメの記事は涙なしには読めません。教師はもっと給料上げて、資質のある人になってもらいたい。でもお給料が潤沢な国会議員でも倫理観を失い利己的行動を旨とする人が多いのは本当にガッカリですね。

人生初体験!

世界が未曾有の経験に飲み込まれいます。そんな中ついにわたしも人生初幽体離脱からの生還に関わることができました。

心肥大、慢性閉塞性肺疾患から来る呼吸苦に苦しむ92歳の患者さん。少し動くと血中酸素濃度は90%を軽く切ります。
マッサージでなんとか、呼吸補助筋の疲労を回復させ、身体中の浮腫(心臓のポンプ作用がいっぱいになるとオーバーフローを起こし、全身浮腫になります)を1ミリでも軽減し、心臓の働きや呼吸をを楽にさせるのが私の主な仕事です。もちろん動きにくい手足が軽く動くように整えるのが一番の依頼理由ですが。

そんな中、近頃は心肺機能の低下がさらに深刻になってきていて、先日訪問した時には、二日前から苦しくて酸素濃度が90%を切っていることが続いていて、水さえ口にしていないというのです。

なんとか様々試しながら、一番呼吸を邪魔している筋肉を見つけるべく施術をし、血中酸素濃度が93%になったところで、少し元気になってこられたので、おいとましましたが、ゴールデンウィーク前でもあり、サービスが手薄になる連休の間命がもつかなぁと心配しながら帰り着きました。

そして、その二日後、この方は週二回訪問させていただいているのですが、伺ったら、ご家族さんから、


「こないだマッサージが終わった後、急に元気が出たらしく、自分で、食卓まで歩き、置いておいた朝ごはんのおにぎりを食べてたんや。
その前の二日間、水も入らへんかったのに。ほんで、その間、本人は何にも覚えていなくて、韓国に先祖の墓まいりに行ってたというんや。

幽体離脱してあっちに行きかけたけど、先祖からもっと苦しめーとおいかえされたんや。

マッサージはどこか、あっちから戻す特別のツボがあるんか?」

と言われるのです!
言われた私がビックリです。
幽体離脱❗️からの生還❗️

本当のことは誰にもわかりませんが、もし私が生還の手助けが出来たのならこれ以上うれしいことはありません。

新型コロナウイルスの感染源として、マッサージの訪問を心配される方がいらっしゃるのは当然の事で、その中でも訪問の継続を希望してくださる方々には、感染の恐怖以上のものがお返しできますよう、心から精一杯の施術に努めたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

そしてこの話はまだ続く素晴らしいおまけ付きです。
この日ご家族さんと支援金10万円の話になり、これは生きてないともらえないからと話していたら、ご本人さん。
「いつや?6月か?そんな早く死なへん。大丈夫や」と力強く話されて、私とご家族さんを驚かせてせてくれました!

住民票がある人みんな、一律ってなんてステキなんでしょうか。安倍さん。ありがとう😊ってこのコロナ禍で初めて思いました❣️

いろいろ立場や考えの違いはありますが、みんなで幸せ時間目指して、元気を出してがんばりましょう😊😊

愛で心を満たそう、毎日をワクワクで満たそう

コロナ騒動のため、施設ではご家族様の面会も制限されているところが多くなっています。
訪問マッサージは医療として訪問させていただけている施設もあります。
そんな施設の一つにご家族が毎日朝夕に二回面会に行かれていた患者さんがいらっしゃって、面会禁止になり日に日にお元気がなくなって来られました。

そこで今日は、訪問中に、ご家族様とスマホを使ってビデオ通話しました。

ご家族も患者さんも本当にうれしそうで、なんだか素晴らしいアイデア💡だったと我ながら嬉しくなりました。

コロナにめげずに一日一つ楽しい新しい取り組みをしてみようかなぁ。

コロナウイルスじゃなく、愛で心を満たそう。
コロナウイルスの恐怖より、毎日をワクワクで満たそう。


新人vs古参 お楽しみくださいませ。

一緒にご飯を食べること

金曜日は、治療院の新年会をしました。

ルーティーンな毎日が好きな私は、イベント事に腰が重くていけません。ついつい院内懇親会を先送りにしてしまいます。

でも、そんな時思い出して、えいやっと実行に移すことが出来る言葉があります。

「一緒にご飯を食べるのはものすごく大切やで。一緒にご飯を食べたら心がほぐれるから、機会を設けて、職場の人とは一緒にご飯を食べなあかんで」

これは、かつて叩き上げで敏腕刑事として有名だったという患者さんのご主人に言われた言葉です。一緒に夜勤をする時は、例えインスタントラーメンでも若い子に作ってあげて、一緒に食べるようにされたそうです。

もう10年くらい前に行かせていただいていた患者さんですが、思ったようにうまくいかない時はいつもこの言葉を思い出します。

悠生治療院のように小さな治療院であっても、それぞれに立場も年齢、考え方、経験など全てが違うので、小さなすれ違いは日々起きていて、小さな不満や不信感はお互いの心の中に沈殿しているのだろうと思います。
それに対しては、正しいやり方や考えというのはなくて、また、院長として従業員に期待することと、従業員として院長に希望することは違っています。

この違いを言葉で埋めることは到底できなくて、美味しいものをお腹いっぱい食べて、飲んで、たわいもない話をする時間を共有することが、そんな心のおりを流すのに、一番よいのだろうなぁと一緒にご飯をお腹いっぱい食べようと思うのです。

みんなが幸せな気持ちで過ごせてもらえていたらよいのですが…

至らないところもいっぱいあって、患者さんにも、関係各位様にも様々迷惑をかけることも多いと思いますが、みんなで補い合えるような治療院になるよう努力していきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

虹を見ると神さまから合格をもらってるみたいで安心します。

最上級の笑顔

先週末、年末から入院されていた方が、ご無事に退院されてこられました。
病院では、連休明けの退院を勧められたそうですが、マッサージを受けたいからと週末の退院を希望されたそうです。

週末からは、別のスタッフが訪問していたので、ご要望にお応えすることはできていましたが、年末年始を含む長いブランクの間どうなられているか気になって仕方ありませんでした。

私の悪い癖で、自分の目でみないと気が済まないところがあります。
スタッフを信用していないわけではないのですが、患者さんの出されているオーラというのでしょうか、生命力や幸せそうなお顔か苦悩されている雰囲気か、それを自分の目でみないとわからないという時があります。

これは、呼吸だったり、声のトーンだったり、顔つきだったりするのですが、言葉で表せるものでないので、とにかくこの目で確かたいと思ってしまいます。

それで、昨日ようやく訪問することができましたら、便の処置ということで、訪問看護さんと訪問介護さんが臨時に来られているところでした。

しばらく待って、もう終わりというところで、とりあえずご本人にご挨拶に行きました。予想以上にお元気そうなお顔で本当にホッとして、思わず私からも最上級の笑顔がこぼれたのではないかと思います。
患者さんもにっこりといい顔で笑い返して下さいました。

それを見ていた訪問看護さんから「古くからのお付き合いですか?」と尋ねられました。
いえいえ、みなさんと同じまだ浅い間柄ですと返事すると、
「あー! 別の患者さんでもものすごく待ってるって会議で話になっていた方ですね!」と別の場所でご一緒したことを思い出して下さり、
「この笑顔!みんなが待ってはるんですね!」と言って下さいました。

いやいやたまたまですが、患者さんの笑顔からこんなお褒めにあずかるとは、嬉し恥ずかし😊とてもハッピーな気持ちになりました。

でも、本当はこんな風な患者さんの表情からいろいろ読み取れる看護師さんの感受性が素晴らしいのではないかと思います。
こんな方と一緒のチームで仕事をさせていただける幸せを噛み締めて、期待に添えるよう、心をこめて一生懸命頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

こんな風に最上級の褒め言葉をいただくこともありますが、役立たずの気やすめみたいに言われることもあります。様々な評価をいただくのは当たり前なのでしょうが、日常の仕事の中で、自分だけのダイヤモンドのような輝きを見つけていきたいと思っています。